動画編集者向け“音が良くなる”機材:モニターヘッドホン(結論:audio-technica ATH-M50xが最強)

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動画編集者向け“音が良くなる”機材:モニターヘッドホン(結論:audio-technica ATH-M50xが最強)

動画編集で「BGMが大きすぎた」「効果音だけ刺さる」「スマホだと良いのにPCで変」みたいな事故、あるあるです。私は散々やりました。

結局、編集者の音質改善は“良いヘッドホン”より先に、正しく判断できる“モニター用ヘッドホン”がいちばん効きます。

そして先に結論を言うと、私は今も Audio-Technica ATH-M50x を使っていて、2026年の今でも「迷ったらこれ」でいいと思っています。理由は、比較しても“総合点が高すぎる”からです。


目次

比較するヘッドホン(ソニー×オーディオテクニカ)

今回は、編集者がよく迷うモデルを“モニター目線”で比較します。

オーディオテクニカ

  • ATH-M50x(有線)
  • ATH-M50xBT2(Bluetooth)

ソニー

  • MDR-7506(有線)
  • MDR-M1(有線)
  • MDR-MV1(有線・開放)
  • WH-1000XM6(Bluetooth)

まず大前提:編集用途は「有線」が強い

Bluetoothがダメという話ではなく、編集の“基準”にするなら、基本は遅延が少なく、バッテリーにも依存しない有線が有利です。

なのでこの記事では、

  • メイン判断=有線
  • サブ確認=Bluetooth(視聴環境チェック)
    という使い分け前提で話します。

編集者の判断軸:密閉型が強い理由

編集者にとって密閉型が強い理由はシンプルです。

  • 音漏れが少なく、作業に集中しやすい
  • ナレーション収録と同室でも扱いやすい
  • 低音の量感を把握しやすく、BGMの“ボワつき”に気づきやすい

開放型は空間表現に強い反面、音漏れが前提になるので、環境を選びます。


各モデルのメリット・デメリット(編集者目線)

1) ATH-M50x(有線)— 結論これ

メリット

  • 取り回しが良く、編集作業に向いた万能型
  • モニター用途として定番で、運用ノウハウが多い
  • 低域〜中域のバランスが掴みやすく、BGMと声・効果音の“距離感”が判断しやすい
  • 作業中に迷子になりにくく、修正回数が減りやすい

デメリット

  • 長時間だと蒸れやすい/側圧が気になるなど、装着感は個人差が出やすい
  • いわゆる“完全フラット”一択というより、「判断しやすいまとまり」を優先した方向性(ここが好き嫌いの分かれ目)

2) MDR-7506(有線)— 伝統の定番、ただし“刺さる人向け”

メリット

  • 長年現場で使われてきた「基準」枠として安心感がある
  • 粗や違和感に気づきやすい方向性で、ミスの発見が得意なタイプ

デメリット

  • 高域の感じ方が好みを分けやすく、編集者用途では疲れやすい人もいる
  • 音を“整える”より“見つける”方向に寄る印象で、BGMを気持ちよくまとめたい人は合う合わないが出る

3) MDR-M1(有線)— ソニーの新しめ密閉スタジオ枠

メリット

  • 現代的な密閉リファレンスとして候補に入れやすい
  • 解像感や帯域の広さを意識した設計で、細部の確認に向く

デメリット

  • 価格帯が上がりやすく、初手としては読者が躊躇しがち
  • “定番としての安心感”は、M50xほど万人に浸透していない

4) MDR-MV1(有線・開放)— 空間チェックは強い、でも編集者は注意

メリット

  • 定位や広がりのチェックに向きやすく、空間情報が見えやすい
  • ミックス的な視点で「音の並び」を確認しやすい

デメリット

  • 開放型なので音漏れが前提(環境を選ぶ)
  • 夜作業や家族環境、同室でのナレーション収録などでは不利になりやすい

5) ATH-M50xBT2(Bluetooth)— サブ機としてはかなり良い

メリット

  • “M50xの系譜”をワイヤレスで使える
  • スマホ視聴や移動、ながら確認に向く
  • 普段の視聴環境に近い状態で、最終チェックができる

デメリット

  • 編集の“基準”としては、有線よりブレやすい(遅延・圧縮・環境差・バッテリー)
  • 同じ曲でも端末や接続状況で印象が変わることがある

6) WH-1000XM6(Bluetooth)— 視聴環境チェック用として強い(ただし“基準”にはしない)

メリット

  • ノイズキャンセリングが強く、外や移動中でも“だいたいのバランス”を確認しやすい
  • Bluetooth機能が充実していて、日常使いの満足度が高い
  • 多くの人が実際に使う「現実の視聴環境」に近いので、最終チェックで役立つ

デメリット

  • 編集の“基準”にするとブレやすい(遅延・圧縮・環境差・バッテリー)
  • ノイズキャンセリングのかかり方で、低域や空気感の印象が変わることがある
  • 便利すぎて「これで全部やりたくなる」が、最終判断には向かない

なぜ最終的に ATH-M50x が一番なのか

理由は3つです。

  1. 編集で一番重要な「判断の安定」が得られる
  2. 密閉・運用性・音の掴みやすさのバランスが良く、作業時間が短くなりやすい
  3. 初心者〜中級者まで“失敗しにくい”ため、記事としても読者が選びやすい

つまり、編集者向けの最適解は
「ATH-M50x を基準にして、用途や環境でソニーの選択肢を追加する」
この順番がいちばん親切です。


まとめ:買う順番

  • まずは ATH-M50x(有線)で編集の基準を作る
  • 余裕があれば ATH-M50xBT2 を“視聴環境チェック用”に追加する
  • ソニーは
    • 伝統の基準を取りたい人は MDR-7506
    • 新しめ密閉の選択肢が欲しい人は MDR-M1
    • 空間表現を重視してチェックしたい人は MDR-MV1(開放)
    • 外・移動・日常視聴の最終チェックには WH-1000XM6(Bluetooth)

編集の最終判断を安定させたいなら、2026年の今でも、私は ATH-M50x が一番おすすめです。

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